材質 | ステンレス |
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表面処理 | 生地 |
サイズ | 1~10 |
規格 | - JIS B 2808 - |
特長 | 位置決め、ヒンジの回転軸、部品の締結やストッパーなど様々な役割を果たす波形ロールピンとも呼ばれる波型の縦溝があるばね性がある板材を円筒状に丸めたピンです。ピンの外径よりも僅かに小さい相手穴に挿入すると弾性力により穴の表面へセルフロックします。アルミ、樹脂などの相手材に適している薄板の波形スプリングピン軽荷重用や溝が真直ぐなストレートタイプもあります。 波形は真円度がストレートタイプより高く引抜き強度に優れ、ヒンジ部に挿入すると波形の山と谷が交互に撓み内壁に円周全体で接し回転運動が滑らかです。また波溝はピン同士が絡むのを防ぐため自動挿入に適しています。逆にストッパーとして動的荷重、衝撃荷重が加わる箇所では応力集中のために破損しやすいので必ずストレートタイプを用います。 挿入する穴はドリル穴で良くテーパーピンや平行ピンを使用する際に行うリーマ加工は不要です。また中空のため軽量、中実ピンよりも振動による脱落に強いという特徴もあります。 サイズは『呼び径×L』です。呼び径は適応する挿入穴径と同じで外径(図面d1)より僅かに小径です。 |
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