材質 | ステンレス |
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表面処理 | 生地 |
サイズ | 1~6 |
規格 | - JIS B 2808 - |
特長 | 波形ロールピンとも呼ばれるばね性がある板を円筒状に丸め縦溝が波型のピンで、位置決めやヒンジの回転軸、部品の締結やストッパーなど様々な用途で用いられます。軽荷重用は一般用に比較し、板厚が薄く挿入荷重を低く抑えることが出来るのでアルミ、樹脂等の相手材が変形しやすい箇所に適しています。挿入する穴はドリル穴で良く、平行ピンやテーパーピン、ダウエルピンの様なリーマ穴加工の必要はありません。中空のため中実ピンよりも軽量、撓むので振動による脱落に強いという特徴もあります。 ピンの外径よりも僅かに小さい相手穴に挿入すると弾性力により広がろうとして穴の表面へセルフロックします。波形は真円度がストレートタイプより高く、波形の山と谷が交互に撓み内壁に円周全体で接し回転運動が滑らかでヒンジ部との相性が良いです。また波溝はピン同士が絡むのを防ぐため自動挿入に適しています。逆にストッパーとして動的荷重、衝撃荷重が加わる箇所では応力集中のために破損しやすいので必ず縦溝が真直ぐなストレートタイプを用います。 |
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