材質 | 鉄(または標準材) |
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表面処理 | 三価クロメート |
サイズ | M3~M10 |
規格 | - - - |
特長 | 自力切削式インサート“エンザート(ensat)”の汎用性のある割溝小外径タイプです。自身の刃で相手材にめねじを切削するセルフタップ機能により下穴加工のみで使用出来るので、前タップ工程が必要なコイル型インサートナットより作業性に優れています。303型は肉厚を薄く外形も小さくして設置スペースを抑えるので可塑性の樹脂の小型製品に適しています。また、内ねじと外ねじが同じピッチになっているのも特徴です。但し、内径同サイズの標準タイプに比べ、各種強度は低下します。 エンザートは樹脂やアルミ等の機械的強度の低い部材に挿入してめねじを形成します。内ねじに加わる力を外ねじ部の母材が支えるので、直タップより高い力に耐えるねじ締結が出来、耐摩耗性や高い引き抜き強さも得ることができます。また、セルフロック機能によりインサート自身も緩み難くなっています。相手材によりタイプを使い分けることで様々な用途に用いることが出来ます。 汎用割溝タイプ(302型)はこちらよりご購入可能です。 難削性の高強度アルミやFRPには三つ穴タイプ(こちら)が適しています。 ※クロメート(画像)は廃番となりました |
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