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ネジ・ボルト・ナットの図書館

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ようこそ!ネジ・ボルト・ナットの知識と情報が集まった図書館へ! ねじ執事がネジ・ボルト・ナットに関する専門用語を解説します。

あいうえおINDEX

ハステロイ歯付き座金ハンガーボルト半ねじバイトばね座金
バフ研磨バリバレル研磨パーカー処理パイロットパシペート処理
左ねじ引張強度平頭平径平先平座金
ピーリングピッチフェノール樹脂フェライト系ステンレス不完全ねじ部不動態化処理
フライス盤フランジブライト処理プラグフレキ頭ヘクサロビュラ(ヘックスローブ・ヘックスロブ)
ヘッダー加工ヘッダーポイントベーキング処理ベンチレースベンダー加工ペタルファスナー
ペルフルオロオクタンスルホン酸塩(PFOS)ホーマー(フォーマー)加工ホーローセットボール盤ボロン鋼ポリゴン加工
ポリスライダーポンチボリュームナット

ハステロイ

難削材と言われる鋼材の一種で、ニッケルを主成分とし、クロムやモリブデンを多く含有させる事により耐食性・耐熱性を高めた合金鋼です。ALLOY22やALLOY276等が代表的です。ハステロイ(Hastelloy®)という名称は、アメリカのヘインズ インターナショナル社(Haynes International,Inc.)の商標登録名になっています。

ハステロイ製のねじはこちら

歯付き座金

平座金に歯の様な凸凹がある緩み止め用の座金。内側にある内歯付き座金(内歯ワッシャー)や外側にある外歯付き座金(外歯ワッシャー)などがあります。

歯付き座金のご購入はこちらから

ハンガーボルト

主に机の脚、家具などの取外し可能な連結部分に使用される、通常のねじとコーチスクリュー(コーチねじとも呼ばれるピッチの荒い強力な木ねじ)が一体となったボルトです。頭部のない棒状で、一端が尖ったコーチねじ部、反対側は円筒形の通常ねじです。

コーチ部を母材に捻じ込み、ねじ部に相手材の雌ねじ(鬼目ナットなどのインサートナットや六角ナットなど)を組み合わせ連結します。鬼目ナットとなら、金具を見せずにスマートに連結出来ますので、木製ノックダウン家具(組立家具)などに利用されます。接合部分に隙間が生じないよう、コーチ部は完全に母材に埋め込みます。

ハンガーボルトのご購入はこちらから。

半ねじ

頭部がある雄ねじを持ち、円筒部の一部にねじが切られているものになります。半ねじと呼びますが、決して首下の半分がねじ部という訳ではありません。また、中ボルトと呼ばれる事もありますが、この場合は、ねじ精度『中仕上げ』を示す場合もありますので、注意が必要です。

バイト

旋盤加工で使用される工具の一種で、本体の先端に刃がついており、回転する切削加工物に当てて目的の形状に形成させる事ができます。

ばね座金

バフ研磨

布等の材料で作られた布(バフ)に研磨剤を付着させ、回転させて品物に圧をかけ研磨する方法です。加工表面の光沢をだし、主に仕上げに用いられます。

バリ

金属やプラスチックなどを切断・切削加工した時にできる切口の縁にはみ出て残る突起物などを指します。

バレル研磨

樽を意味するバレル(barrel)と呼ばれる容器に工作物(ワーク)と研磨剤やコンパウンド・水などを入れ、回転や上下運動など振動を与えて研磨する加工方法です。

これは比較的小さい工作物を対象とし、切削加工などのバリ取りやスケール除去、表面仕上げなどに用いられます。

パーカー処理

表面を化学的に処理して皮膜を生成させる代表的な化成処理の方法で、“黒染め”及び“パーカーライジング”の総称です。

“黒染め”は四三酸化鉄皮膜、“パーカーライジング”は燐酸塩皮膜となります。どちらも油っぽくベタつきがあり、防錆力はかなり劣り、特に防錆油が無くなるとほとんど防錆力はなくなります。

表面色は“黒染め”の方がより黒く、“パーカーライジング”はやや茶色となります。

“パーカーライジング”はナシ地になる為、通常は塗装の前処理として行われます。現在、市販品はほとんどが“黒染め”になっています。

パイロット

溶接する際に位置がずれないようにするための溶接ナットの底部にある座を指します。

パシペート処理

ステンレスは錆びないというイメージですが、正しくは錆びにくいという意味合いになります。これは、ステンレスにある酸化クロム(不動態皮膜)が錆びにくくさせているのですが、極めて薄い為、加工などにより剥がれ、その部分から錆が発生します。パシペート処理は、不純物を取り除き不動態皮膜を強制的に生成させる処理になります。したがって、『不動態化処理』とも呼ばれます。

ブライト処理と呼ばれる場合もあります。

左ねじ

頭部方向から見て反時計回りに回すことによって締結するねじです。主に右回転する軸などを固定するような場所(右ねじだと緩む恐れがある場所)へ左ねじが使用されます。

右ねじの正ねじに対し、逆ねじと呼ばれる場合もあります。

左ねじの取扱一覧はこちら

引張強度

引張強さとも呼ばれ、金属が破断するまでの最大の強さを表します。

金属は引張力を上げ続け、一定の力に達するとやがて伸びて元の形に戻らなくなります。この位置を降伏点といいます。

更に引っ張り続けると金属は破断してしまいます。この破断する直前の最大応力を引張強度といいます。

平頭

頭部を横から見ると平らになっているので、平頭と呼ばれます。頭部の出っ張りを最小限に抑えたいような場所へ使用されます。

平径

対辺参照。

平先

ネジの先端部の回りに45°の面取りを行い、先端表面を平らに加工したものを指します。

平座金

鋼板に穴が空いている座金で、相手材の保護などに使用されます。座金の形状は様々ありますが、平座金と言えば基本的に丸形になります。平ワッシャー・丸ワッシャーやプレーンワッシャーなどとも呼ばれます。

平座金のご購入はこちらから

ピーリング

ピーリングとは“剥ぎ取る”や“皮をむく”という意味から、熱処理でできた表面の黒皮や、鋼材表面のキズ・脱炭の除去などを目的とした切削での表面処理方法の事です。

ピッチ

ねじ山とねじ山の頂点間の距離を指します。細目は並目に対してこの間隔が短くなっています。

メートルねじのピッチ規格はこちらからご覧下さい。

インチねじ(ウィット・ユニファイ)のピッチ規格はこちらからご覧下さい。

フェノール樹脂

フェノール樹脂は、ベークライトとも呼ばれ、フェノールとホルムアルデヒドを合成させた人工樹脂です。レゾール型とノボラック型に分類され、レゾール型は熱硬化性樹脂、ノボラック型は熱可塑性樹脂となります。

電気絶縁性・機械的特性が良く、合成樹脂の中でも特に耐熱性、難燃性に優れています。耐油、耐薬品性も高いですが、耐アルカリ・耐衝撃性は弱くなります。性能の割には比較的安価であるというのがフェノール樹脂の特徴となります。

フェライト系ステンレス

フェライト系ステンレスとは、ステンレス鋼材組織のひとつで、高クロム(18%Cr)のステンレスです。マルテンサイト系ほどの強度はありませんが、熱処理を行っても硬化しないので、加工性・伸延性に優れています。熱に強い特徴を持っているので、高温パーツや厨房機器などに用いられます。ただし、475℃付近では脆くなるという性質(475℃脆化)を持っているので、注意が必要です。また、フェライト系は、ステンレスですが磁性を伴っています。
代表的なフェライト系ステンレス:SUS430【18%Crステンレス】、SUS410L、SUSXM-27など。

不完全ねじ部

ねじを成形する際、加工工具と加工材料の食い付き部はねじ山が不完全となります。その部分を不完全ねじ部といいます。主に、半ねじボルト(円筒部のある雄ねじ)のねじ部との境界部や全ねじの首下部に生じます。また、ねじ先端への面取り部も不完全ねじ部となります。

※不完全ねじ部はねじ部には含まれません。ただし、一般的にねじ長さとしては、先端の面取り部は含まれる事が多いです。

不動態化処理

フライス盤

フライスと呼ばれる複数の切り刃を持つ工具を回転させ、切削加工を行う工作機械です。フライスの回転と、加工対象物の送り・切り込みを組み合わせた加工法です。ミリングマシンとも呼ばれています。

フランジ

フランジとは軸となる円筒あるいはその他部材などからはみ出すように出っ張った部分の総称を表します。

同じフランジでも、部材によっては用途などは全く異なります。

ねじの場合は、締付け部より広くする事により、接地面が広がり安定した締付けが行えます。いわば平座金のような役割となります。

ブライト処理

プラグ

六角穴付テーパープラグといいます。相手側のねじ部の深さ(材料の厚み)によって「浮き」と「沈み」を選択。厚みが薄い材料にメネジがたっている場合、「浮き」ではなく「沈み」プラグで締めてしまうと、ネジ部を通り越して、反対側に落ちる可能性があります。そのような事態を避けるため外に残るように「浮き」を使うことができます。

材料に厚みがあり、雌ネジのネジ切りを途中で止めている場合には、反対側に落ちる心配が無いので「沈み」プラグが使用できます。

フレキ頭

頭部裏側の座面にリブがついており、ラッパ頭では沈ませられないような硬いボード(構造用合板等)へも沈み込ませることができます。

フレキ頭のねじ一覧はこちら

ヘクサロビュラ(ヘックスローブ・ヘックスロブ)

ボルト頭部のリセス形状の名称で、トルクスまたは6ロブなどと呼ばれる六角の星形状の穴を表します。ドライバーとの噛み合いが強い為、力の伝達力が強くカムアウトしにくいというメリットが有ります。

ヘクサロビュラ(ヘックスローブ・ヘックスロブ)形状の商品はこちら

ヘッダー加工

ヘッダー加工とは、冷間圧造におけるボルトなどの製造方法の工程をいいます。主に量産タイプのボルト類などに利用されます。

ヘッダーポイント

ヘッダー加工時に、ねじ先端を面取り形状へ加工したもののこと。

ベーキング処理

高炭素鋼(S45C・SCM435など)を焼入れ処理し強度を高めると熱処理した鋼製品は金属の表面が熱処理前より少し荒くなります。そのため電気亜鉛めっき処理を施した場合、硫酸や塩酸に含まれている元素の中で一番小さい水素が鋼製品の中に入ってきます。

たくさんの水素が入ったまま時の経過を見ると、水素が集積し気体となり、製品中の体積が膨張します。その結果、亀裂発生が生じ、破断や折れなどの原因となります。

熱処理した鋼製品に水素が入ってきて製品が脆くなることを水素脆性と呼び、それを防ぐために行われるのがこのベーキング処理です。これはメッキ過程の途中でネジなどの製品を200℃前後で4時間以上加熱して水素を除去する処理になります。

12.9強度以上の高強度ボルトへの電解めっきは行えません。

ベンチレース

英語で(bench=作業台 lathe=旋盤)という事から、いわゆる卓上旋盤と言われます。あまり大きいものは加工できませんが、切断・面取り・溝加工など簡単な加工ならこちらを利用されます。

ペンチレースと呼ばれる事も多くありますが、正しくはベンチレースとなります。

ベンダー加工

ベンダー(曲げ加工機)によって、金型を用い、金属などの板材や管材(ワーク)を特定の角度や形状へ曲げて変形させる加工の事といいます。

板材を加工する機械をプレスブレーキ、管材を加工する機械をパイプベンダーといいます。

ペタルファスナー

おにぎり形状をしたスプリングの緩み止め商品です。

六角ナットの上から締め付けると、ボルトに対する緊張力により三角形が六角形へ変形し、スプリング3辺でナット面を押下する事により緩み止め効果が得られます。

ボルト余長が5巻以上あれば、既設のボルトへも取付けが可能です。新設の場合は12角ソケットへペタルファスナーとナットの順に挿入すれば、同時に取り付ける事も可能なので作業の時間と手間を軽減する事ができます。

ペタルファスナーのご購入はこちらから。

ペルフルオロオクタンスルホン酸塩(PFOS)

ペルフルオロオクタンスルホン酸塩(PFOS)とは、有機フッ素化合物の一種です。水溶性が低い・蒸気圧が小さい・界面活性能が高いため、はっ水剤やコーティング剤、また消火剤などに使用されていました。しかし、人や動物の体内に蓄積されやすい性質である事から、人体などに害を及ぼす可能性があるため、2008年6月に使用を禁止する『PFOS規制』が実施されました。

ホーマー(フォーマー)加工

ホーマー(フォーマー)加工とは、主に冷間において金型を利用した圧造の製作方法の工程をいいます。主に量産タイプのナット類などに利用されます。

ホーローセット

ボール盤

工作物をテーブルへ固定し、主軸にドリルなどの切削工具を取り付け、回転させながら軸方向に送りを与える事により、穴を開ける工作機械です。

ボール盤では穴あけの他、座グリ・中グリ・タップ立てやリーマ仕上げなどの加工を行う事が可能です。

ボール盤の種類も“直立ボール盤”“卓上ボール盤”“ラジアルボール盤”など様々な種類があります。

ボロン鋼

構造用合金鋼(SCMなど)の代用品として、ボロン(ホウ素)を極少量含有させて鋼材です。ボロンを含有させる事により焼入れ性が増すので、加工性を維持しながら強度を得ることができます。さらに、ニッケル・クロム・モリブデンなどの高価な元素を少なくできるので、コストを抑えることもできます。

ポリゴン加工

ポリゴン加工とは、刃物と対象加工物を2:1の割合で回転させる事により多角形の形状を成形させる加工方法です。刃の枚数が2枚だと四角形、3枚だと六角形となります。

ポリスライダー

ポリスライダーとは、高分子の「ポリマー(樹脂)」と「滑るもの(スライダー)」より由来された名称です。

株式会社旭ポリスライダー社より特許開発された材質で、摩擦係数が少なく、耐クリープ性・熱伝導性が良好です。自動車部品や電気製品、カメラなどに使用されます。

ポンチ

ポンチとは、金属材料にドリルなどで穴加工を行う際に、ドリルの先端が逃げないように誘導する為の目印(くぼみ)をつける工具です。

使用方法は穴を開ける箇所へ先端を当て、ハンマーで叩くのが一般的です。現在は、ハンマーが不要で自動でマーキングができるオートポンチもあります。

高ナットにおいては、片側の入り込みを防止する為、真ん中にくぼみを入れたものがあります。そのくぼみ(ストッパー)をポンチとも呼びます。

ボリュームナット

管用ナットを表しています。楽器やステレオなどのボリュームのつまみの内側に使われることからこのような名前が使われています。

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