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矢打ち | 焼入れ | やきつかナット | 焼付き・焼き付き(かじり) | 焼なまし | 焼ならし | |
焼戻し | 山形座金 | 有効径 | ユニクロ | ユニファイねじ | 陽極酸化処理 | |
溶融亜鉛めっき | 呼び径 |
ねじの頭部へ六角穴などを成形する加工を表します。成形する前に、下穴として六角の対辺と同じ大きさ(径)のキリ穴を開けます。
鋼を適当な温度まで急加熱してオーステナイト状にした後、冷却油などでマルテンサイト状になるまで急冷させる熱処理の事です。ただし、この状態では非常に強固ですが脆い性質なので、必ず焼戻しを行います。
焼入れ焼戻し(調質)記号は(Q)。
通常、ステンレスはトルク(ねじとしてはねじ込む力)が高い場合など、焼付きが発生します。この焼付きを防止する為、コーティングなどを行いますが、許容域を超えるトルクでねじ込むと焼付きが起こります。その許容範囲を大幅に広げたナットがやきつかナットです。
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ステンレスの熱が発生しやすく逃げにくいという性質から、高トルクでボルトとナットの締結作業を行うと、その摩擦熱により素材が膨張し、おねじとめねじが圧迫されねじが回らなくなります。この現象を『焼付き(かじり)』といいます。焼付きと記載される場合もあります。
この焼付きの原因となる摩擦熱を抑える為に、ナットなどに焼付き防止コーティングを行います。ただし、高トルクや繰り返し使用の場合、焼付きが起こりますので注意が必要です。
加熱した温度からごくゆっくり冷やし、鋼を軟らかくする熱処理です。鉄の内部の応力を除去してひずみを無くすためにも使われます。焼鈍とも呼ばれます。
焼なまし記号は(A)。
加熱後の冷却によって不均一になった組織を微細化し、均一な標準状態の組織(パーライト組織)にする処理の事です。焼準とも呼ばれます。
焼ならし記号は(N)。
焼入れをした鋼は非常に硬いが脆い為、再び加熱することによって靱性を持たせる処理をいいます。
ローゼットワッシャー参照。
定義はねじの谷の幅がねじ山の幅に等しくなるような仮想的な円筒の直径と規定されています。おねじとめねじの有効径の差が少ないとしっかりとはまり、大きいとガタが大きくなります。
表面処理の名称のひとつで、表面は水色がかった色をしています。電解亜鉛メッキ後にクロメート処理を行います。耐食性は他のクロメート処理の中では劣ります。主に装飾用として用いられます。光沢クロメートとも呼ばれます。
※こちらは六価ユニクロとも呼ばれ、現在は欧州などで規制対象物質が制定(RoHS指令等)されており、対象物質となる六価クロムの含有量が制限量を超えておりますので、非対応となります。
RoHS対応向けの代替としては“三価クロメート(三価ホワイト・三価ユニクロ)”になります。
インチねじの一種となりANSI規格によるねじで、ピッチを1インチ(=25.4mm)に対して山数で表します。ねじ山の角度は60°です。並目ねじ(UNC)と細目ねじ(UNF)で表され、ねじ径の後ろにピッチを記載される事が多いです。
(例) 3/8-16UNCx1-1/2(並目) 3/8-24UNFx1-1/2(細目)
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アルマイト処理参照。
一般的にはドブメッキと呼ばれます。その名の通り、溶かした亜鉛に素材を浸して付けるめっきの事です。防食性は非常に高いですが、電解メッキに比べると膜厚が厚く(一般の電気めっき 約3〜5ミクロンに対し、ドブめっき 約50ミクロン)、均等性も低くなります。また膜厚が厚い為、オーバータップ(太口)された雌ねじを使用する必要があります。天ぷらの衣のようにめっきが付く事から“天ぷらめっき”と呼ばれる場合もあります。
呼び径とは、おねじを基本としたねじの直径の事をいいます。“ねじの呼び”と呼ばれる事もあります。